日本一のサボテン村!岐阜『岐孝園』の歴史

日本一のサボテン村!岐阜『岐孝園』の歴史

ぷっくりと肉厚なフォルムがたまらなくかわいい、多肉植物。近年ではインテリアに取り入れる人も増え、ショップや園芸店でも数多くみられるようになりました。 何百種類もの品種がある多肉植物は、従来の植物とは一線を画すユニークな形状が多く、水分をたたえたユーモラスな表情が和んだ気持ちにさせてくれます。 今回は、サボテン一筋56年の『岐孝園』代表 加藤社長に多肉植物の魅力を教えてもらいました。

岐孝園の歴史

岐孝園は、現在も現役で現場を取り仕切る加藤社長により昭和39年に設立されたサボテン農場です。

設立以来、半世紀以上にわたり、サボテンや多肉植物の栽培を続けてこられました。日本一の規模を誇る10万平方メートルと広大な敷地には多数のハウスが立ち並び、様々な品種のサボテンや多肉植物が育てられています。

創業当初は岐阜市内の小さな露店でサボテン販売を始めた加藤社長。小規模な店舗だったそうですが、ユニークな形状などその珍しさから次第に引き合いが増え、知り合いのつてもあり、大阪の花市場で取引されるように。

そんな矢先、岐阜で発生した昭和51年の集中豪雨によって、当時栽培していたすべてのサボテンが水に浸かる被害を受けました。3日間水に浸かったサボテンはすべてだめになり、加藤社長のショックも大きく、一時は事業の存続が危ぶまれる事態となりました。

そのような中、やはりサボテンへの熱い情熱は消えることはなく、またゼロからサボテン作りを再開。現在ではホームセンターや園芸店など、様々な場所で岐孝園のサボテンや多肉植物を目にすることができます。

サボテンとの出会い

とどまることのない情熱をサボテン・多肉植物へ注いできた加藤社長ですが、子供の頃のサボテンとの出会いがその後の人生に大きな影響を与えることになりました。

子供のころ、加藤社長の家にはサボテンの植木鉢がありました。小学五年生の頃、夜になりサボテンが白い花を咲かせるのを見て、その生命力と神秘に感動したのがサボテンに魅了されるようになったきっかけだそう。
それからは学校から帰ると、一目散にサボテンに駆け寄りご飯も食べずにサボテンの観察をするような生活を送っていました。

次第にサボテン栽培をしたいという想いが大きくなった加藤社長ですが、今とは時代が違い、当時加藤社長が家業を継がずサボテンを作ることには親も親族も大反対だったそう。

しかし加藤社長の意思は固く、サボテン栽培をはじめることに。どうせ始めるなら日本一を目指したい!という思いで栽培面積の拡大や新しい品種の開発に打ち込んでこられました。


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