牡蠣(かき)が一番おいしい時期は、春の産卵に向けて栄養を蓄え始めるまさに今。牡蠣の国と言われる、三重県伊勢志摩・鳥羽 浦村の海でストレスなく育った「浦村牡蠣」は、旨みが凝縮されて濃厚クリーミー。ぷりっぷりな食感と磯の香りもたまりません!「生牡蠣」はもちろん、冬の定番「牡蠣鍋」、お子さまも大好き「カキフライ」、殻付きのまま楽しめる「酒蒸し」などで、冬の味覚を堪能しませんか。
ジュルッ、ぷるっ 生牡蠣
磯の風味が際立つ濃厚ミルキーな生牡蠣を、そのままジュルッ、ぷるっとダイレクトに。レモン汁やポン酢、あさつき、紅葉おろしなどを乗せてさっぱりとお召し上がりください。ケチャップやタバスコ、トマトを加えたイタリアンアレンジもおすすめ。
■生牡蠣(殻の剥き方)
手順
①殻の汚れを洗う。
②平らな面を上にして、上殻と下殻の隙間に付属のカキナイフを入れる。
③身を傷つけないように上殻に沿ってナイフを動かし、中央あたりにある貝柱を切り離す。貝柱を切り離せば簡単に殻を外せます。
④下殻も同様に、殻に沿ってナイフを進め、身を外す。
★ナイフを入れる隙間が無い場合は、キッチンばさみで殻の先端を切り、隙間を作るとナイフを入れやすくなります。殻を剥く際は軍手をご使用ください。
※牡蠣は食あたりしやすさに個人差があります。また、過去にあたった経験のある方は特にお気をつけください。新鮮な生牡蠣のお届けですが気になる方は、火を通してお召し上がりください。
冬の定番、ほっこり牡蠣鍋
冬の定番鍋の主役は、やっぱり牡蠣!季節のお野菜とともに、具材もスープも健康的にお召し上がりください。
■昆布だしベースの牡蠣鍋
材料(2~3人分)
・牡蠣 お好みの量
・白菜や豆腐などお好きな具材
・昆布だし 5~6カップ
・醤油・酒・みりん 各大さじ1~2
・塩 少々
手順
①昆布だしをとる。鍋にだし分の水を入れて、表面を濡れ布巾で拭いた昆布を30分ほどつける。
②牡蠣の殻を外し、野菜を適当なサイズに切る
③①を中火にかけて沸騰直前に昆布を取り出す。
④残りの調味料を加えて鍋つゆを作る。
⑤火が通りにくい具材から鍋に入れて、最後に牡蠣と葉物を入れる。
★火が通りすぎると小さく締まって硬くなってしまうため、具材に8割ほど火が通ったところで、牡蠣を一番上に乗せて、白菜(葉物)をかぶせて蓋をし、蒸し焼きのようにすると、ふんわり仕上がります。火が通ったら鍋つゆと絡めて、味を調整しながらなじませます。
生牡蠣で贅沢カキフライ
プルッとした牡蠣の身からジュワーッと身汁が。子どもも大好きなカキフライ。アレンジでパン粉に青海苔を混ぜて揚げると、彩り、風味がアップします。
■定番カキフライ
材料
・牡蠣 お好みの量
<バッター液>
・小麦粉 大さじ3
・水 大さじ1
・溶き卵 1個
・パン粉、揚げ油 適量
・レモン、タルタルソース、キャベツなど
手順
①牡蠣の殻を外し、キッチンペーパーで余分な水気をふき取る。
②バッター液を作る。小麦粉に水を加えて馴染ませてから溶き卵を加える。ダマがなくなるまで混ぜる。バッター液は牡蠣の量に合わせて作る。
③牡蠣を②にくぐらせてパン粉を付ける。
④170~180℃の油で、2分半~3分揚げる。
★少量ずつ(鍋に対して1/2~1/3ほど)で揚げると温度が低くなりすぎず、カラッと揚がります。
新鮮生牡蠣の豪快な蒸し牡蠣
殻付きのまま簡単に作れる酒蒸し。蒸した牡蠣はふわふわでお酒の肴にも。お好みでポン酢やレモン汁などをかけてお召し上がりください。
■殻付き牡蠣の酒蒸し
材料
・牡蠣 8個ぐらい
・酒 50cc
・水 50cc
・ポン酢、レモン汁など
手順
①タワシを使って牡蠣の表面を軽く洗う。
②フライパン(または大きめの鍋や土鍋)に牡蠣を並べて、酒と水を加える。
③蓋をして強火にかける。煮立ってきたら中火にし、5~8分ほど蒸し焼きにする。
④牡蠣の口が少し開いたら取り出し、平たい方の殻を取り除く。
★加熱しすぎると身が縮んでしまうため、様子をみながら火加減を調整してください。牡蠣の口が開かない場合は、カキナイフを隙間から入れて殻を外してください。
鮮度抜群の浦村牡蠣をお好きなスタイルで楽しみませんか?